2019年11月12日、WordPress5.3がリリースされたのでバージョンアップしてみました。
WordPress5.3の愛称は「Kirk(カーク)」。ジャズミュージシャンのローランド・カークから。
やっぱりジャズミュージシャンから取りましたね愛称。(WordPressバージョンの愛称は代々ジャズミュージシャンから取られているのです)
結論からいえば、私のサイトには影響はほぼなし
今回大きく変わったのはブロックエディタ周辺との事です。
いままだクラシックエディタを使っている私は見た目がちょっと変わったなーくらいでほぼ影響ありません。
CocoonとWordPress5.3の相性がよくない!?
「CocoonとWordPress5.3の相性がよくない」と聞いていたのですが大丈夫でした。
やはりGutenbergを使っていないからでしょうね。
CocoonでのGutenbergエディタの表示などに影響があったようです。
相性云々詳しくCocoonのはフォーラムをご確認ください。
WordPress5.3で変わった見た目
こちら以前のバージョンの投稿一覧画面。
こちらWordPress5.3の投稿一覧画面。
なんかちょっとBootStrapっぽい感じに変わってますね。
チェックボックスやボタン、入力フィールドが角丸になっています。
WordPress5.3で追加されたテーマ
WordPress5.3バージョンアップと同時に、新しいテーマ「Twenty Twenty」もリリースされています。
かわいい。
これはGutenbergエディタの練習にもよさそうなのでちょっと使ってみたいと思ってます。
その他WordPress5.3の変更点
WordPress5.3の変更点はWordPress.org 日本語サイトにまとめられています。
大きくまとめると、
- デザイン柔軟性の拡張
- Twenty Twenty の導入
- 画像の自動回転
- サイトヘルスチェックの改良
- 管理者メールアドレスの検証
- 日付/時間コンポーネントの修正
- PHP 7.4 互換性
ですね。
それぞれの中身はβ版リリース時の記事が詳しいので、そちらをもとにまとめておきます。
デザイン柔軟性の拡張
- グループブロックとグループ化操作
- カラムブロックの改良 (幅のサポートとパターン)
- テーブルブロックの改良 (テキスト揃えのサポート、ヘッダーとフッターのサポート、色設定)
- ギャラリーブロックの改良 (インライン画像の並び替え、キャプションのサポート)
- 区切りブロックの改良 (色設定のサポート)
- 最新の記事ブロックの改良 (抜粋のサポート、本文)
- リストブロックの改良 (インデント並びにインデント戻しのショートカット、リスト番号の開始値と逆順並びのサポート)
- ボタンブロックの改良 (リンクターゲットのサポート、枠線の角丸表示)
- アニメーションと細かなインタラクション (ブロックの移動、ドロップダウン、その他数々の小さなアニメーションによる UX の向上)
- アクセシビリティナビゲーションモードの導入。ブロック内容には踏み込まずにキーボードを用いてブロック間の移動を行うことが可能に。
- ブロックスタイルバリエーション API
- データモジュール API の改良 (useSelect/useEffect)
- ブロック挿入時のヘルプパネル
- 拡張性: DocumentSettingsPanel
- スナックバー通知(何かのアクションをしたときにひょこっと通知されるやつ)
- タイプライター風の操作感
これはGutenbergがだいぶ使いやすくなった予感。(あくまで予感)
Twenty Twenty の導入
これは前述。
画像の自動回転
EXIFの方向データに基づき、天地が正しく表示されるよう画像の自動回転処理が行われるようになったとのこと。
サイトヘルスチェックの改良
「ツール」→「サイトヘルス」で行えるチェック機能です。
注意を払うべきWordPress設定と項目についての重要な情報を表示します、とのこと。
管理者メールアドレスの検証
管理者としてログインすると、管理者のメールアドレスが最新であるか定期的に確認を求められるようになります。
日付/時間コンポーネントの修正
日付とタイムゾーンをより信頼性の高いやり方で扱うことが可能になるとのこと。
PHP7.4互換性
PHP7.4を完全にサポートすることを目指しているとのこと。
WordPress5.3バージョンアップ まとめ
Gutenbergエディタを使用されている方は様子を見ながら慎重にバージョンアップした方がいいかもしれません。
脆弱性に関する項目はないようなのでそこまで緊急のものではないと思いますのでね。
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